極楽天国ライフ

私もはてなブログというものを始めてみた。
人が書いた文章が好きで、読んでいるうちに自分でも書いてみたいと思った。
私が書けることと言えば思い浮かぶのは今現在、絶賛沼の深みに引き摺りこまれているジャニーズJr.松村北斗の事しかないと思い、彼について書こうと思う。

 元々私はeighterと呼ばれる関ジャニ∞のファンだった。中学の頃から我ながら一途に緑の人を追っていた。途中、仲良くなった友達の影響でLDHヴィジュアル系というものにも片足を突っ込みライブへ行った。ライブというものが好きな私はその会場ごとにペンライトをフラッグに持ち替え、時には拳を上げて頭を振った。その時間もとても楽しかった。
 けれど私は気付けばジャニヲタに戻っていた。違うジャンルにいた時間は二年もなかったと思う。その間関ジャニ∞のコンサートにも行っていた。それでも3つあった好きな現場はいつの間にか関ジャニだけになっていた。
 これだけ外の世界を見ても私には緑の人しかいないのだと、私はきっとこのままこの人を追うんだと2016年の春まで思っていた。
 去年就職を機に上京、ひとり暮らしを始めた私は右も左もわからない職場、できない事ばかりゆえに持帰るしかなかった様々な仕事に圧迫されたプライベート。その中で関ジャニの番組を見る時間がどんどん減っていった。
 職場の上司との相性が悪く神経がすり減っていく中でそんな私を癒やし、励ましてくれるのは関ジャニ∞、そして緑の人という存在では無くなっていった。
 そして、夏。罪と夏というシングルは確かに罪だった。私がこれまで見てきた彼はこんな男だったのだろうか。髪型1つでここまで格好いいと思えなくなってしまったのか。この二つの感情を抑えることが出来なかった。可愛くて、かっこ良くて、自分の利点をよく分かり、いつも私達を幸せにしてくれた彼がその時私の中から居なくなってしまった。
 仕事、プライベートどちらにも私の逃げ道はなくなっていた。森山直太朗さんの「生きていることが辛いなら」をひとり部屋の電気もつけずに某tube
で延々と聞く日曜日。朝はどうやったら仕事を休むだけの事故に遭うかという想像をしながら通勤した。このままでは違う病院のお世話になる、本気で思っていた時【永瀬廉】という存在に出会った。
 そう、私がジャニーズJr.を知るきっかけは松村北斗君ではなく、永瀬廉君だった。
どうして永瀬廉君を知ったのか、そのきっかけは思い出せない。関連動画にいたのか、雑誌で見かけたのか。画像フォルダを見ても6月になった途端に突然永瀬廉くんの画像が大量に保存され始めていた。
 それから私はまさしく水を得た魚のように元気を取り戻していた。単純なジャニヲタは推しがいるだけでこんなにも日々に輝きを取り戻すのかと自分でも驚いた。永瀬廉君の歌声を聴き、某tubeのお世話になり、涙を流しながら「愛は味方」を見ていた。誰も救ってくれなかった私のことを廉くんは味方だと言って救ってくれたのだ。そのままの熱量で彼について調べていくうちにサマステの存在を知った。知った時には既にチケットの発売は終わっていた。けれど会いたかった。私は初めて積むという行為をした。デビュー組を応援していた時は毛嫌いしていた行為をいとも容易くしてしまった自分に失望をする暇もなく廉くん、Mr.KINGに会いに行った。会場に着くとドームしか行ったことのない私にとっては近すぎる、狭すぎる会場にファンの熱気を詰め込み、その熱量を更に上げる距離にアイドルがいる空間が信じられなかった。アイドルが肉眼で見えることに興奮していた。夢のような時間、ファンサなんて望んだこともなかったのにしてもらえる世界を知った。そのままブレーキなんてかけずに長い下り坂を下っていた。雑誌のテキストを読み愛おしさが増していく日々。廉くんがいるから、廉くんの為に、仕事をすることが出来た。
 そうしてMr.KING担になって2カ月もしない内に無視できない存在になっていたのが松村北斗君だった。廉くんに足の匂いをかがせ、楽屋に入り浸り、サマステMCでのレポ。Mr.KING担でもある彼は一体何者なのか、気になって仕方なかった。
 気になって調べすぎてしまうのがどうやら私の悪い癖のようだった。松村北斗SixTONES。その沼は一瞬にして私をここがもう沼の底なんじゃないのかという深さまで私を引きずり込んだ。
 私の好きな顔のタイプは大倉君を始め永瀬廉君、佐藤勝利君と正統派イケメンだと思っていた。自他と共に認める塩顔はタイプでは無かったはずだった。それが今では出会うならば北斗くんの顔の人がいいというまでに顔のタイプまで変えられた。松村北斗という男の恐ろしさは底が見えない。
 そしてもうひとつの恐ろしさはグループになった時だった。SixTONESという沼。語るにはまた新しく記事を書かなければ伝えたいことの3分の1も伝えたられないと思うためここでは沼とだけ言わせて欲しい。この沼に絡めとられ気付けばSixTONESという源泉掛け流しの湯で極楽天国ライフを送っていた。顔良し歌良し笑い良し。本当に幸せしかくれないんですよね。見たいもの、欲しい言葉全てをくれる。デビュー組を応援している時に味わえなかった不思議な多幸感に溢れている。Jr.にハマったらヤバイと言われる意味をじわじわどころじゃなく一気に教えられた。
 現実での結婚を諦めたくなった私の理想の結婚相手に名乗り上げ、それでいて現場に行くと夢のような時間をくれる。双眼鏡で見た北斗くんの顔は私が今まで見てきた男の人の中で最も美しい顔にそんなことをされたら本当にしんどいオブしんどいしかない。これからもきっとひたすら北斗くん、そしてSixTONESがしんどい病を悪化させて行くんだと容易に想像出来ますが本望でしかない。理想も現実も全てそこにある、そこに集約されている。とりあえず寝るまで延々と今日の少クラのDモをリピートします。